ポール・フレール『大先生』が鬼籍に入られたとの報を拝見した。
享年91歳。
御冥福を御祷り致します・・・
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勿論、ワタシごときが間近にお会いできる方ではございませんが、大先生の著書で薫陶を受けております。
その著書とは云うまでもなく、日本での畏友でありひと回り年少である小林彰太郎センセイと、武田秀夫サンの訳による『ハイスピード・ドライビング』のこと。ひと昔前に都落ちしてくる直前に、当時近所であった著名な洋書屋(環八沿線・自動車関係専門店)で購入してまいりました。
もちろん、それ以前から大先生の事は存じ上げておりました。
FC3S・RX-7のカタログにも登場されていたかと。
(今も大事に所蔵しております)
良書『ハイスピード・ドライヴィング』でございますが、敷居は決して低くはなく誰にでも薦められるという書物ではないことは事実です。
クルマや、運転に興味が無ければ所謂「宇宙語の羅列」でありましょうし。
ワタシであれば、万人には『はしるまがるとまる−もっと楽しいクルマの運転』をお薦めしたいところです。取り合えず、難しい数式が出てこない分だけで親しみやすい事は事実であります。
しかし、大先生の真髄に触れるには、『ハイスピード・ドライビング』は避けて通ることは出来ないとも思うのであります・・・。
哀悼の意を込めて、今晩これから再読を。
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